日本の建築で、昔から受け継がれ、培われてきた「在来工法」。この工法は土台・柱・梁等の構造体に「木」を使い、それを継手等の技術で繋ぐ日本独自の工法です。

日本の風土に最適且つ「木」の温もりと優しさを肌で感じることのできる在来工法の特徴・長所はたくさんあります。
ここでは、その内の「断熱・調湿」、「耐久性」について説明します。

快適生活のパートナー

今、何かと問題になっているシックハウス症候群。在来工法で解決!?

日本は世界でも有数の四季のある国です。また、日本列島は南北に伸びているため、気候の違いが大きく、地域によって家の形態は様々です。
しかし、どの地域でも変わらず重要なのが、「断熱」と「調湿」です。それでは、ハウジング つなき における在来工法の壁構造を見てみましょう。

図

左図から6つの層で壁ができていることがわかりますね。この内、断熱と調湿に大きく関わってくるのは、通気層を除いた5つの層です。

建材技術が進歩した現在では、在来工法による断熱・調湿(気密)機能が確保されています。
更に、木造住宅は「シックハウス症候群」対策に最適とも言える多くの性能を備えています。

[ 目 ]
木も生物なので、もちろん細胞があります。
その小さな細胞の凸凹が、光の紫外線の反射を軽減しています。

[ 耳 ]
木の性質の1つに「響く」があります。
木は、心地よい音(響き)は反響させ、不快な高音・低音を吸収します。

[ 鼻 ]
檜に代表される木の香りは、殺菌作用やリフレッシュ効果もあります。

わがままにお応えします!

「世界で1つ、自分だけの家・・・」憧れません?

写真

「朝、カーテンをサーッと開けて、気持ちの良い朝日を思いっきり浴びたい!」ドラマみたいな、そんなシーンに憧れたことはありませんか?
在来工法なら、その憧れを現実にできます。
在来工法の家の強度は、壁ではなく柱等の構造体が深く関わっているのです、柱と柱の間なら「ここに窓があったらなぁ」とか「もう少し大きな窓が欲しいなぁ」という思いは叶います。

健康は長持ちの秘訣

家も風邪をひく!?家の健康は家族の健康

構造体に木を使う在来工法は、「木は腐るから耐久年数は短い」とお考えの方も多いことでしょう。
外壁等に守られている構造体でも、様々なところから発生する湿気が原因で、長時間水に濡れた状態と同じになることもあります。

そこで重要になるのが「換気」です。上の壁構造図の「通気層」が、この問題を解決するのに大きな役割を果たします。
壁だけでなく、床下換気口等の家全体の「通気層」を空気が循環(換気)することによって、湿気から構造体を守っているのです。

技術の進歩した現在の在来工法では、この「換気」と環境等の条件が揃っていれば、40〜50年の耐久性があるのです。

世界遺産にも登録されている10円玉でもお馴染みの「平等院鳳凰堂」ももちろん木造で、補修等はあれど、約1000年の歴史を持っています。
濡れたままだと風邪をひく、部屋の空気がウィルスだらけだと風邪をひく。これは人間も家も一緒なんですね。

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