日本は｢和｣を重んじる文化を持っています。また、和室に居ると心が落ち着くもの私たち日本人ならわではでしょう。
格式ばった日本家屋でなく、現代風にアレンジした｢和の趣｣が楽しめる、心落ち着く家です。
１階で特徴的なのは、｢リビングの中央に設けた階段｣、｢３方向を見渡せる茶室｣、｢中に居ても露天風呂気分を味わえる様に室内に小さな庭を設けた浴室」です。
特に、離れにある茶室は、景色を眺めながらゆっくりとお茶を楽しむには最高です。
リビングは吹き抜けで、開放感と木の温もりが感じられるようになっています。
吹き抜けを囲むように廊下を設け、開放感に溢れます。
図面左の和室２部屋は、間仕切り襖を開放すれば、１６畳の大広間になります。
右にある部屋は、畳を使用せず、現代を意識したモダン和室としています。
茶室は掃き出し窓で囲まれ、光に溢れるくつろぎの空間です。
１階リビングの階段部に８寸（約２４cm）の柱を建てました。
その重厚感と迫力は、きっと友人に自慢したくなりますよ。
外観も、どっしりとした日本家屋の雰囲気を出せるよう、屋根材は黒の日本瓦、外壁は白の吹き付け、または、しっくい塗りをイメージしています。
茶室から見る庭をどう造るか、それを考えただけでも楽しくなってくる家ですね。
