先日、感謝で心震えるニュースを見ました。
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カンボジアの地雷原の村から義援金が届いた--。
内戦による多くの地雷が残るカンボジアで、
綿の栽培や加工によって細々と暮らす人たちから、
東日本大震災の被災地への義援金とお守りが届いた。
彼らの綿製品作りを支援する日本のNPO法人は
「額は少ないかもしれないが、貧しい彼らにとっては大変なお金。
苦しい中、日本のことを思ってくれる気持ちに感激した。
彼らの思いを被災地に届けたい」と話す。
義援金を寄せたのは、カンボジアの北西に位置する
地雷原の村やプノンペン近郊で、綿を有機栽培し、
ストールなどに加工している人たち。
多くは、地雷被害で足などを失い、経済的に困窮していた。
日本のNPO法人「地雷原を綿畑に!」が09年ごろから彼らを支援、
綿製品作りを通じ、徐々に収入が得られるようになっていた。
義援金は、綿製品作りにかかわる約30人の工賃や
染め賃1カ月分など計8万円。カンボジアの貧しい地域の
1家族の年収約7万円を超える額だ。
プノンペン近郊に住む女性たちは、
近くの寺院に通って被災地の人々への祈りをささげているという。
地雷原の村に住む人からは「今回の地震と津波で、
日本の多くの方が亡くなり、被災されたことに、
地雷被害者メンバーはショックと悲しみに包まれています。
どうか私たちに、皆様の苦しみを分かち合わせてください」
とのメッセージも届いた。
NPO法人の石井麻木代表は「日本からの支援を受けていた人たちが、
逆に支援を申し出てくれた。彼らが深く考えた末の思いやりと考え、
義援金を受け取ることにした。彼らのことを誇りに思う」と話す。
世界中が今、日本に注目し、
沢山の国から、沢山の人から、
支援の手が差し延べられています。
利己ではなく、利他の精神に触れると
感謝の念と勇気が湧いてきますね。
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